既に私のことは本ウェブサイトにも書いてあるので、そこに書かれていないその他いくつかのことを紹介させていただきたいと思います。
家族のこと:妻と3人の息子がいます。妻は、ルーマニアの子供たち、大学生、社会人、全部で30人以上に日本語を教えています。また着物の着付けができるので、時々、声が掛かります。次男夫婦が、ルーマニアにいます。私とは違う仕事をしていますが、小学校から高校までルーマニアとキプロスで育ちました。また、奥さんは高校までアメリカで育ち、日本で大学卒業後、東京の大学の国際学生部で留学生関連の仕事の経験があります。もし日本から医学留学生がたくさん来たら、臨時の現地日本人コーディネーターとして、皆さんの助けになるかもしれません。(笑)
他の家族のの子供たち:ルーマニアでこれまでいろいろな方々のお子さんをお預かりしました。日本人学校の校長の娘さん、JICAブカレスト事務所長さんの息子さん、大使館勤務だった人の娘さんなど、両親がルーマニア赴任を終えて帰国した後、そのお子さんがこちらで通っていた高校を卒業するまで、いわば下宿みたいな形で。きっと家内の人柄を皆さん頼ってくれたのではと思います。一方、ルーマニア人もどこから聞いてくるのか私たちの家に下宿させて下さい、と訪ねて来ました。高校生、大学生何人かお世話しました。そのうち2人は国費で日本の大学院に行くなどしています。私は頼まれて、しかしある意味で喜んで推薦状を書きました。(同じ一つ屋根の下で暮らしたので、親代わりみたい気持ちで)
Coaliției pentru Dezvoltarea României (CDR)の 教育タスクチームのメンバー:をしています。ルーマニアの民間代表者による教育について政府に提言をする、中立機関のメンバー。6-7年前に日本大使館から案内があり参加しました。最近あまり出席できていないのですが、これからまた積極的に参加したいと考えています。定期的に、教育大臣とのミーティングに出席し意見交換の場があります。
ブカレスト日本人学校外部評価委員長:2007年だったと思います。3人の子供は、インター校へ行ったので日本人学校とは直接関係なかったわけですが、その時の校長や父母に頼まれてNoと言えず引き受けました。議論が白熱し収まりをつけるのが大変な時がありました。日本の教育現場の一コマを見る機会となりました。
こうして見ると教育に関係していることが結構ありますね。教育を最重視する家風で、また学校へ行く前に雑巾がけをする古い厳格さのある家で育ちました。反発した時期があります。今こうして見ると、親や兄がどのくらい私のことを心配していたかわかります。(笑)