Restantaはルーマニア語ですが、追試の意味です。カロルダビラでは、1年、2年の試験を全部パスして3年になると、みんなが「おめでとう!」、これでもう大丈夫、卒業できるよと言われます。私も3年次は一つもRestantaを受けずに済みました。ところが今年、1科目、一番単位の大きいのに最初パスできず、9月10日が追試だったので、夏休みの大半をそのための勉強に費やすことになりました。口頭試験だったのですが、最初の試験が終わった時はパスしたと思ったのですが、翌日の結果発表を見てショックでした。一応、アピールする機会があり、あれこれ申したのですが、受け入れられませんでした。言い訳はあったのですが、大事な科目だし、理解と勉強が足りなかったんだと納得し、一からやり直すような気持ちで猛勉強しました(笑) 課題(subject)が101ある中で3問を答えるのですが、例えば3,25,71、というふうに自分が選んだ番号に該当する課題について答える形式です。凡人の私だけでなく多くの学生にとっても、それなりの準備をしないとパスできない試験で、最初の試験でも辛うじてパスした人が結構いた試験でした。今年はオンラインでの試験で、途中、突発的なことも起きたり大変でしたが、結果的には、今までにないほどよくできて合格、晴れて5年生になります。医学部のカリキュラムは、1年、2年、3年、、、と勉強して理解したことが積み上がっていくように組まれているので、特に1年、2年時にどれだけ勉強し理解しているかが重要だと痛感したRestantaでした。
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